杉の木 特殊伐採

今回の現場は、ビニールハウスに杉の木が倒れてきそうで心配だという事でご依頼をいただきました。山側の方に切り倒そうとしても、他の杉が邪魔していて倒せません。そこで枝や幹をロープを使い、少しずつ降ろしていく特殊伐採で杉の木の撤去を行います。

山の中からの画像です。少し見えにくいですが、杉の木の向こう側にビニールハウスがあります。作業の対象となる杉の木は少し傾いており、今後の大雨等で倒れてしまうのが心配との事でした。

まずは杉の枝を下から順に降ろしていきます。下にはビニールハウスがある為、上から落とすことはできません。ロープと専用の器具を使い吊りながら降ろしていきます。

右の画像はビニールハウス側からの視点です。ほとんど枝を降ろし終わった段階です。この後はトップカット(木の一番先端を切る事)し、上から順番に幹を降ろしていきます。

幹を降ろす時も、ロープを使い少しずつ切って降ろしていきます。

最後まで慎重に作業していきます。

今回も無事に作業を終えることが出来ました。杉の木は基本的に根が浅く、暴風雪や大雨による土砂の流出等により倒れてしまうリスクが高い樹木です。今回はご依頼主の判断で倒木を事前に防ぐ事が出来ました。近年では山林を放置することにより、実際に倒れてしまうケースが多くなっています。「大きな木の枝が枯れているが大丈夫だろうか?」「自分の敷地の木が隣の家や畑に枝を伸ばしている!」など、樹木に関するお困り事があれば、気軽にお問い合わせください。


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